遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞かされる…。 王様の奴隷 カッタッパ役 サティヤラージ; 1.女戦士 アヴァンティカ役 タマンナー. バーフバリ王の凱旋<完全版>の爆音上映を見に行きました。バーフバリはインド映画史上興行収入No.1映画です。ものすごく面白かったので、伝説誕生の感想を書きました。爆音上映で2作連続で見ました。2作合わせて5時間半近くになります。ものすごい充実感でした。 映画バーフバリが面白くて一気に見たけど、細かい部分が「アレってどうだった?」ってなっていませんか?安心して下さい。どこよりも詳しいあらすじを用意しました。『バーフバリ王の凱旋』のあらすじをみれば『伝説 遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、 ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞かされる…。 伝説の戦士バーフバリの壮大な物語を描いたアクション『バーフバリ 伝説誕生』の完結編となる『バーフバリ 王の凱旋』。インドの王国を舞台に、祖父から孫の三代にわたる愛と裏切りと復讐を描いた大 … 「バーフバリ 王の凱旋」のあらすじ 「バーフバリ 王の凱旋」の前半は、前作でインド全域に栄えたマヒシュマティ王国の王子“マヘンドラ・バーフバリ”であることを、カッタッパから聞き及び、蛮族カーラケーヤとの戦いに勝利したあとの話を聞くことになる。 カッタッパ2つ追加。 私のカッタッパ好きを係の方もご存知だったのかと驚愕。 10月28日(日)に立川シネマシティで『バーフバリ 伝説誕生 完全版』を観たときにもグッズがあったので、またしても缶バッチを購入。今回は自分で選べました。 制作国:インド 上映時間:141分Netflixで視聴可能な作品「バーフバリ 王の凱旋」の概要遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、ある裏切りに バーフバリ1伝説誕生と比較して、カッタッパやシヴァガミがとてもいい味を出していたと思っています。 もちろん神の化身のようなバーフバリですが結局は私たちを同じ人間であり、この映画の物語も極めて人間らしい愛憎により物語が推移しています。 バーフバリ1の感想はこちら> 『バーフバリ 王の凱旋』原題:Baahubali 2: The Conclusion|141分|2017年|インド|監督・脚本:S・S・ラージャマウリ|原案:V・ビジャエーンドラ・プラサード|主演:サティヤラージ(カッタッパ)、プラバース(バーフバリ)、アヌシュカ・ … 何故カッタッパはバーフバリを殺したのか . ある日、シヴドゥは自分が今や人々の語り草となっている伝説のヒーロー、バーフバリの息子だと知る。彼は父親の家臣カッタッパから父はある人物の裏切り行為により命を落とし、王座を追われたという … 忠臣カッタッパ、国母シヴァガミ、父バーフバリの彼女デーヴァセーナ、そしてバラーラデーヴァの父ビッジャラーヴァ、それぞれ魅力的です。 勧善懲悪ですが、今風に悪のほうにも「まあそんな気にもなるよね」という一応の事情が描かれています。 バーフバリ! シヴドゥは王家の血を引くマヘンドラ・バーフバリだったのだ。 カッタッパはそのことを告げ、マヘンドラの父であるアマ レン ドラ・バーフバリの伝説と、マヒシュマティ王国に何が起こった … 映画バーフバリは世代を超えた壮絶なストーリーなんです。そして同じ俳優さんが二役務めたりと、一度見ただけでは正確に把握できない映画の背景やキャストでもあります。そこでバーフバリを10倍楽し … これは、レジェンド(伝説)である。神話をモチーフにして作られたストーリー&ドラマであり、本国インドでは待ちに待った2「王の凱旋」の公開時、劇場で開始5分以上紙吹雪は降り止まず、熱狂は歓声となり鳴り止む事はなかった。バーフバリ! ―『バーフバリ』の作品のモチーフについて解説して頂けますか? s・s・ラージャマウリ監督もしばしば言っていますが、インドの神話とか説話には「マハーバーラタ」とか「ラーマーヤナ」といった有名な作品がいくつかあって、それは”戦争もの”なんですよ。 . 父バーフバリがなぜ殺されなければならなかったか。 母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたか。 すべてをカッタッパから聞いたシヴドゥはマヘンドラ・バーフバリを名乗り、暴君バラーラデーヴァに戦いを挑むのだった・・・。 カッタッパコンボ:カッタッパを投げつける対空技 クンタラコンボ:デーヴァセーナと共に連続して矢を放つ。 【超必殺技】 エレファント・アロー:暴れ象を従えて大威力の矢を放つ。(炎属性) バラーラデーヴァ. 王様の奴隷 カッタッパ役 サティヤラージ; 1.女戦士 アヴァンティカ役 タマンナー. 伝説の戦士バーフバリの壮大な物語を描いたアクション『バーフバリ 伝説誕生』の完結編となる『バーフバリ 王の凱旋』。インドの王国を舞台に、祖父から孫の三代にわたる愛と裏切りと復讐を描いた大叙事詩です。 カッタッパはシヴドゥに「バーフバリという名の王」について語り始めます。カッタッパにとっての回想であり、カッタッパが語るバーフバリと彼の半生が語られていきます。クライマックスとして一旦終息させてから語られる真・バーフバリ伝説。 . 父バーフバリがなぜ殺されなければならなかったか。 母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたか。 すべてをカッタッパから聞いたシヴドゥはマヘンドラ・バーフバリを名乗り、暴君バラーラデーヴァに戦いを挑むのだった・・・。 忠臣カッタッパ、国母シヴァガミ、父バーフバリの彼女デーヴァセーナ、そしてバラーラデーヴァの父ビッジャラーヴァ、それぞれ魅力的です。 勧善懲悪ですが、今風に悪のほうにも「まあそんな気にもなるよね」という一応の事情が描かれています。 ある日、シヴドゥは自分が今や人々の語り草となっている伝説のヒーロー、バーフバリの息子だと知る。彼は父親の家臣カッタッパから父はある人物の裏切り行為により命を落とし、王座を追われたという … バーフバリの元に「カッタッパが反逆罪で処刑される」という知らせが届き、彼はカッタッパを助け出すが、カーラケーヤに襲撃され重傷を負ってしまう。バーフバリはカッタッパを守るためカーラケーヤと戦い撃退するが、背後からカッタッパに刺される。 バーフバリ1伝説誕生と比較して、カッタッパやシヴァガミがとてもいい味を出していたと思っています。 もちろん神の化身のようなバーフバリですが結局は私たちを同じ人間であり、この映画の物語も極めて人間らしい愛憎により物語が推移しています。 週末に映画を見てきましたよ。それはインド映画『バーフバリ 王の凱旋』。『バーフバリ 王の凱旋』はインド国内で過去最高額の予算で製作されたと言われている『バーフバリ 伝説誕生』の続編です。結論から書くと、「最高」でした。ド迫力のアクションと、 ところが、シヴドゥの顔を見たカッタッパは戦意を喪失し、「バーフバリ」の名を唱えるとシヴドゥの前にひざまずきました。 周りの人々もシヴドゥの前にひざまずき、シヴドゥは聞き覚えのない名で呼ばれることに困惑しました。 かつて、カーラケーヤとの戦争に勝利を収め、国母シヴァガミから王位継承を託されたアマレンドラ・バーフバリ(プラバース二役)は、自らが治める国を視察するため、忠臣カッタッパと共に身分を隠し … バーフバリは一目で彼女を好きになり、身分を隠してカッタッパと共に王女に近づいた。 そして彼があるクンタラ王国の危機を退けた時、デーヴァセーナはバーフバリの本当の強さと優しさに気づき、彼の永遠の伴侶となることを決めたのだ。 映画『バーフバリ 伝説誕生』の感想です。『バーフバリ』シリーズは全2部作で、主人公のシヴドゥがバーフバリになる物語です。そこで本記事では、第1部の前半、シヴドゥがバーフバリになる前の異常な行動に注目します。一言でいえば、変態すぎますよね? バーフバリ王の凱旋<完全版>の爆音上映を見に行きました。バーフバリはインド映画史上興行収入No.1映画です。ものすごく面白かったので、伝説誕生の感想を書きました。爆音上映で2作連続で見ました。2作合わせて5時間半近くになります。ものすごい充実感でした。 「バーフバリ 王の凱旋」のあらすじ 「バーフバリ 王の凱旋」の前半は、前作でインド全域に栄えたマヒシュマティ王国の王子“マヘンドラ・バーフバリ”であることを、カッタッパから聞き及び、蛮族カーラケーヤとの戦いに勝利したあとの話を聞くことになる。 バーフバリ! シヴドゥは王家の血を引くマヘンドラ・バーフバリだったのだ。 カッタッパはそのことを告げ、マヘンドラの父であるアマ レン ドラ・バーフバリの伝説と、マヒシュマティ王国に何が起こった … 週末に映画を見てきましたよ。それはインド映画『バーフバリ 王の凱旋』。『バーフバリ 王の凱旋』はインド国内で過去最高額の予算で製作されたと言われている『バーフバリ 伝説誕生』の続編です。結論から書くと、「最高」でした。ド迫力のアクションと、 滝の上から川下の村に流れてきた赤子のマヘンドラ・バーフバリ。 彼が成長し、恋に落ちたアヴァンティカを助ける過程で、父の側近であり、武術の師でもあるカッタッパより自身の王子としての血筋と亡き父の悲劇、そしてバーフバリの血をつぐ宿命を教えられるといったものである。 滝の上から川下の村に流れてきた赤子のマヘンドラ・バーフバリ。 彼が成長し、恋に落ちたアヴァンティカを助ける過程で、父の側近であり、武術の師でもあるカッタッパより自身の王子としての血筋と亡き父の悲劇、そしてバーフバリの血をつぐ宿命を教えられるといったものである。 カッタッパは、マヒシュマティ王国がデーヴァセーナを輿入れさせようとしているという話を知り、バーフバリに報告します。 バーフバリは、シヴァガミが自分のデーヴァセーナへの気持ちを知って根回しをしたものと勘違いし、義母の気遣いに感謝します。 バーフバリ 王の凱旋(原題:『Baahubali 2: The Conclusion』、2017年のインド映画、日本語吹替版)を観ました。, 『バーフバリ』シリーズは全2部作であり、『バーフバリ 王の凱旋』で完結となります。, しかし第2部『バーフバリ 王の凱旋』を観たあとに、第1部『バーフバリ 伝説誕生』を観ると、また違った味わいが生まれます。, 【(30日間の無料体験あり)Amazonプライム会員】の見放題作品に第1部『バーフバリ 伝説誕生』があったので、, これは第1部『バーフバリ 伝説誕生』の前半部分、バーフバリになる前の主人公シヴドゥだけを観て書き上げているからです。, しかし消化試合のつもりで観ていた後半……シヴドゥがバーフバリになるシーンで、初見では意味がわからなかったカッタッパの行いの意味がわかるようになっていました。, というわけで本記事では、この忠実な奴隷カッタッパに焦点を当て、『バーフバリ』がいかに泣けるのかを書き記しておきます。, 前作『バーフバリ 伝説誕生』のラストで、マヘンドラ・バーフバリに主君殺しを告白した奴隷、カッタッパ。, そんなカッタッパがなぜ、息子同然のアマレンドラ・バーフバリを殺めることになってしまったのか?, 王位を継承することになったアマレンドラ・バーフバリは、国母シヴァガミの命により、民草の気持ちや苦しみを知るための旅に出ます。, また「男勝りの姫になってしまう」と心配されるほどに武勇にも優れ、小国「クンタラ王国」の王族でもありました。, しかし時を同じくして、そのことを聞きつけたアマレンドラ・バーフバリの異母兄弟、バラーラデーヴァは、デーヴァセーナを横取りしようと画策します。, アマレンドラ・バーフバリは、このバラーラデーヴァの術中にまんまとはまってしまいます。, そして①「デーヴァセーナと結婚する代わりに、王位をバラーラデーヴァに譲る」が選択されます。, そこでバラーラデーヴァは、デーヴァセーナの妊娠にかこつけて、アマレンドラ・バーフバリを失脚させようとします。, 現代にたとえるなら、妻を妊娠させた夫に産休や育休を取らせて仕事から外し、そのまま左遷する的な流れです。, デーヴァセーナは、国王バラーラデーヴァや国母シヴァガミたちの前で、アマレンドラ・バーフバリに訴えかけます。, こうしてアマレンドラ・バーフバリとバラーラデーヴァの確執は決定的なものになります。, そしてさらなるバラーラデーヴァの謀略によって、国母シヴァガミがアマレンドラ・バーフバリの殺害を決定します。, しかしカッタッパが拒む場合、国母シヴァガミが自ら手を下すと脅され、アマレンドラ・バーフバリの乳母であり育ての親であるシヴァガミに子殺しをさせるわけにはいかないカッタッパは、任務に就くことを了承するのでした……。, その日、アマレンドラ・バーフバリが死んだ日の夜、デーヴァセーナが産んだ子どもこそが、, そして自分が罠にはめられたことを知ったシヴァガミは、このマヘンドラ・バーフバリを新たな国王に指名します。, バラーラデーヴァは、マヘンドラ・バーフバリを抱いて逃亡を図るシヴァガミを矢で射抜き、川に沈めました。, そしてカッタッパはふたたび「バーフバリ」に忠誠を誓い、捕らえられているデーヴァセーナの奪還を誓い、アマレンドラ・バーフバリを死に追いやったバラーラデーヴァへの復讐を誓うのでした……。, さて、上記のあらすじをご覧いただければおわかりのとおり、本作『バーフバリ』の主人公はもちろんバーフバリです。, カッタッパの一族は、先祖が立てた固い誓いに従い、生涯マヒシュマティ王国に仕える決まりになっています。, カッタッパがどれぐらいマヒシュマティ王国に忠実なのかというと、アマレンドラ・バーフバリ亡き後、憎き敵である国王バラーラデーヴァにさえ仕えるほどです。, 前作『バーフバリ 伝説誕生』では、異国からきた武器商人に剣士としての腕を買われ、奴隷解放を持ちかけられるも断り、, そんなカッタッパは、2人のバーフバリ……アマレンドラ・バーフバリの時代から、マヘンドラ・バーフバリの時代にまで生きる奴隷です。, アマレンドラ・バーフバリが生まれたときよりバーフバリに尽くし、マヘンドラ・バーフバリが生まれたときにもバーフバリに忠誠を誓っています。, つまり2つの時代の全容を知り、バーフバリ親子の橋渡しをし、「バーフバリ」を繋げて成立させている唯一の生き証人こそが、このカッタッパです。, したがってカッタッパは、『バーフバリ』シリーズにおける最重要人物のひとりであり、影の主人公だといっても過言ではないでしょう。, さて、そんなカッタッパの象徴的なシーンが、前作『バーフバリ 伝説誕生』にあります。, シヴドゥがバーフバリになる直前、国王バラーラデーヴァの息子であり王子の首を切り飛ばした直後のことです。, 王子を守れなかったカッタッパは、シヴドゥに一騎打ちを仕掛けようと槍を手に駆けだします。, しかし雷光に照らされたシヴドゥの顔を見るや否や、目を見開き、槍を落として膝をつき、半分正座みたいな姿勢でシヴドゥの足下までスライディングしたあと、, もちろん文脈的にその赤子は「バーフバリ」でしょうが、具体的な描写や説明は前作『バーフバリ 伝説誕生』にはありませんでした。, それは25年前、デーヴァセーナがアマレンドラ・バーフバリの子を身篭もっていたときのことです。, マヘンドラ・バーフバリが誕生する日、カッタッパはアマレンドラ・バーフバリを殺害します。, デーヴァセーナが赤子のマヘンドラ・バーフバリを抱いて宮殿に赴いたときには、すべてが終わっていました。, そして国王バラーラデーヴァの謀略を知った国母シヴァガミは、デーヴァセーナから赤子を取り上げ、宮殿の前に集まった民衆の前でアマレンドラ・バーフバリの死と、新たな国王がマヘンドラ・バーフバリであることを宣言します。, このシーンこそが、25年後、カッタッパがシヴドゥとして生きていたマヘンドラ・バーフバリの片足を持ち上げるときに交差する光景です。, カッタッパは、自分のことを父だと慕ってくれていたアマレンドラ・バーフバリを殺すはめになりました。, マヘンドラ・バーフバリのことも、祖父のように抱くことはおろか、命を守ることも叶わなかったと思っていました。, しかしマヘンドラ・バーフバリは、アマレンドラ・バーフバリの生き写しとなって、ふたたびカッタッパの前に現れたのです。, もう仕えることは叶わないと思っていた「バーフバリ」と再会したときのカッタッパの心情は察して余りあります。, 実際、主人公バーフバリを始めとする主要人物たちは、あからさまにゲームっぽく暴れています。, いつも閲覧ありがとうございます。感謝します。当ブログは過去記事のリライトに専念するため、投稿頻度を落とします(特に2020年11月以降)。リライト情報はツイッターにて更新いたします。予定では2021年の春頃には冬眠から目覚めます。それではみなさんご機嫌よう、おやすみなさい。, 戦場(いくさば)で受ける剣(つるぎ)や弓矢の傷よりも痛ましいのは、家臣の裏切り……, カッタッパは申し訳程度にマヘンドラ・バーフバリの片足を持ち上げ、己の額に押し当てて忠誠を誓います。, 抗いがたい奴隷の身分、悲劇、悲哀……それでも悲嘆に暮れずに済むとすれば、それは主君の徳が為せる業です。, と考えれば、本作『バーフバリ』シリーズにおける奴隷、カッタッパにとっての幸福とは、「バーフバリ」以外にありえません。, ほかでもない、カッタッパがシヴドゥを「バーフバリ」と呼び、崇め、先代アマレンドラ・バーフバリの物語を伝承します。, そうしてシヴドゥがバーフバリになる物語は、視点を変えれば、カッタッパが幸福を掴む物語でもあります。, マヒシュマティ王国の忠実なるしもべ、一度は「バーフバリ」を失ったカッタッパが報われる姿には、涙を禁じえません。, アマレンドラ・バーフバリの身分を隠し、愚かで役立たずな男ゆえ家を追い出されたと紹介する, 行く当てがないと泣きつき、クンタラ王国で面倒を見てもらえるなら一生お仕えすると申し出る, 映画『バーフバリ』シリーズは、親子二代にわたる「バーフバリ」に仕えた奴隷、カッタッパに感情移入すると感動できる, しかし第1部『バーフバリ 伝説誕生』のカッタッパに感情移入できるのは、第2部『バーフバリ 王の凱旋』を観たあとだけ, したがって、映画『バーフバリ』シリーズは1周目を見終わっている人でも、少し時間を置いてリピートするのがオススメ. カッタッパはシヴドゥに「バーフバリという名の王」について語り始めます。カッタッパにとっての回想であり、カッタッパが語るバーフバリと彼の半生が語られていきます。クライマックスとして一旦終息させてから語られる真・バーフバリ伝説。 . 【バーフバリ 王の凱旋】 2017年12月29日公開 超大作度 95 破茶滅茶度 95 オススメ度85 総合 80点 自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥ(プラバース)は、父の家臣カッタッパ(サティヤラージ)から、裏切りにより命を絶 よく来たな。おれは毎日よくわからない文章をアップロードしているが、今日も印度抒情詩にスパイスを振りかけてマサラナイズした最新インド映画「バーフバリ」の濃厚なキャラクターについて書く。, 「バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋」は強烈なキャラクター性が織りなす物語であり完全なキャラクター映画だ。彼らは真のインドヒーローでありインドヒロインである。, なお、インド映画特有の我々に馴染みのない名前は区別しにくいが鑑賞中にキャラクターの名前を覚える必要はない。太陽が昇っているのにアレはなんだ?と問うものはいないだろう。, 本編の主人公。アマレンドラ・バーフバリの息子。数奇な運命に導かれ暴君バラーラデーヴァの治めるマヒシュマティ王国にたった1人で立ち向かうことになる。, 巨大な滝の下で滝の上の世界へ憧れながらひたすら滝登りとロッククライミングを繰り返して育ったためインド瞬発力とインド持続力を兼ね備えている。巨大シヴァリンガを担ぎ上げて運び出すシーンが象徴的。, また自然と一体化して気配を隠すインド野伏力にも長ける。それと気づかれずタマンナーにタトゥーを施すシーンに象徴される。敵兵を蹴り渡る空中トライアングルリープを決めるなど父親に比べて野生味とセンスに強みがある。, 本編の実質的な主人公。メインビジュアルはシヴドゥではなく彼である。実父は早世した賢王。王国の継承者である賢王の兄嫁シヴァガミを母、剣聖カッタッパを父がわりに育つ。, 完全版での変更点:王国追放後の描写により高いイノベーション性を持つことが明らかになった。ロマンチックな感性の持ち主である。, 卓越した武術の持ち主でありバラーラデーヴァと互角とされる戦士である。スーパースロー映像を使用しない場合は色付きの風にしか見えない。携帯用の手斧を存分に扱うが弓術の達人でもありデーヴァセーナに三本射ちのインストラクションを施した。諸国漫遊中にデーヴァセーナの従兄弟にあたるクマラの元に身を寄せたときは実力を隠したまま彼に全く気づかれることなくクマラの武勲を徹底サポート。(バーフバリに得意顔で武術のインストラクションするクマラとのやりとりは本編屈指の爆笑シーンである), その精神性にも定評があり民草の犠牲を避け、生け捕りの指示があった蛮族の王は致命傷に留めて捕獲するなど加減ができる男。人を疑うことを知らず蓄えを施し全国民からの尊敬を集める太陽のような人間性がバラーラデーヴァとの決定的な決裂を生むことになった。, アマレンドラ・バーフバリの兄にあたる。母の寵愛、王位の座、国民からの人気、妻と見初めた女性、己から全てを奪ったバーフバリへの怒りと復讐に燃える男。, 武術や革新性に長け判断力もわきまえたバーフバリさえいなければ名君として君臨していたであろう存在だが親子二代に渡ってバーフバリに立ちはだかる強大な壁となる。太陽のようなバーフバリに照らされて輝く月のような魅力がある男。, 神器[槌鉾チュッパチャップス]を振り回す腕力自慢であり壮年となっても素手で野牛をねじ伏せる王国最強の現役戦士。, インド頭脳とインド忍耐力に長けバーフバリを追い落とす二者択一の奸計、王座から追い落としたバーフバリを国務長官から解任する、セクハラ裁判で国外追放をキメる、暗殺騒ぎの自作自演で国家反逆者としてバーフバリ殺害への道筋をつける等、悪行三昧だがどこか憎めない魅力がある。, おそらく弟へのコンプレックスから発明家としてのインドイノベーション性が強く打ち出され高性能望遠鏡や万刃戦車の開発に成功する。最終決戦時は三連万刃戦車を駆りデーヴァセーナを奪還、シヴドゥに土をつける。, 王族に奴隷(おそらく日本語での翻訳が不可能なレベルで人間扱いされていない存在と思われる)として仕える剣闘士。兄弟の剣術の師匠であり父のないバーフバリには父親として敬愛された存在。そんな彼がなぜバーフバリを裏切り背後から刺し殺す行動に出たのかが「王の凱旋」の主なストーリーラインである。, 完全版での変更点:王国で耐え忍んだ忍耐が爆発するシーンが追加され彼の人生の決算に喝さいの声が上がった。なお、ロマンチックな感性は全く持ち合わせていない塩コショウ野郎。, 戦歴数十年の現役戦士。伝説の達人であり吹き替えは麦人なので外見的にも精神的にもほぼ愚地独歩。身分を弁え常に王の隣にさぶらうが命令一つで敵対者を手にかける。生ける抑止力である。, 彼の最大の強さはその忠義力である。伝説の刀剣<大帝>を売りさばきに来た武器屋(アスラム・カーン)との立会いで<大帝>を砕き、お主の忠義こそが最大の国の宝だと賞賛された。, ユーモアや処世術に長けバーフバリとの諸国漫遊中には身分を隠すために王を愚鈍な若者に仕立てあげ嫁探しの徹底サポートをする。バーフバリとの親子コンビネーションに定評があり山賊バーバリアンや蛮族バーバリアンを皆殺しにする際には息のあったノールック斧投げ渡しを見せ武器を託し託される信頼関係の強さを見せつける。, 原典マーハバーラタには存在しなかった女の戦いが描写されているのも「バーフバリ」の特徴だ。, 賢王の兄(ビッジャラデーヴァ)の嫁であるが国政を一任されるほどの烈女であり「国母」として敬愛される。実の子供と区別せずに義理の息子を育て、国法を守ることと王が間違えた時には指摘することの大切さをバーフバリに教える。(このことが決定的な決裂を招くことになる), 「伝説誕生」の冒頭シーンで彼女が抱え上げる赤子について「なぜ彼女ほどの立場の者が生命をかけて救ったのか?」という真実を知ると「不沈のターミネーター」という爆笑シーンの印象が180度転換して滂沱の涙を誘うのである。, バーフバリと結婚して後のシヴドゥを生む。その後、反逆者の妻として25年間にわたり「王宮の小枝を拾って焼却炉に入れる業務」という暗黒メガコーポのシュレッダー部屋のような刑罰を命じられる。, 彼女はことごとく国母と対立をするが憎しみはなく最終局面で国母と同様に頭頂部に灯した炎をシヴァ神に奉納する儀式を成し遂げるのである。, 武力が非常に高くその気位からセクハラしてきた国務大臣の指をケジメするほど。この事件の裁判で国外追放が決定してしまうがバーフともどもそれを気にする様子もなく受け入れ「心の王国」を築く芯の強さを見せつける。, 完全版での変更点:愛らしいダンスシーンが加わりアマレンドラ・バーフバリとの恋情がますます尊いものとなった。(この修正はクンタラ系キャラクター全員へ適応される), 彼女には課された使命があり結婚は許されていない。彼女自身も納得して使命に従うがシヴドゥの求愛により己の魅力と恋愛に生きることの尊さを知り独立した女性として最終決戦に参加する。, 「王の凱旋」では出番が驚くほど少ないが彼女は次の世代の女性だからであろう。新生マヒシュマティ王国の戦いはこれからだ!!, 王位を弟に実権を妻に健全な肉体を息子達に奪われた悲劇の男。生まれつき片腕が衰えており多大なコンプレックスを抱いているがカッタッパからは肉体的な素養ではなく精神的に王者の器ではないと看破されている。(目の前でそれを伝えるカッタッパもカッタッパだが)息子を頼り国母やバーフバリやバラーラーデーヴァの暗殺をそそのかす卑小な男として描かれている。本作のダニー・トレホ枠。, 完全版での変更点:クマラへの粘ついた視線から長期的に忍耐強く陰謀を練る孤高の悪であり王宮に棲む怪物としての権謀術数が強調された。, マハラジャの家柄を鼻にかけた男。武力が自慢だが実力はバーフバリと比べるまでもない見栄っ張りマンである。愚鈍を装ったバーフバリに先輩ヅラで武術のレクチャーをする作中屈指のコメディリリーフだ。, クンタラ王宮が山賊バーバリアンに襲撃された時に、正体を現したバーフバリから「国民を守るのが王族の務め」であると叱咤激励されたことで王族の戦士として覚醒。死線を乗り越えたことで一線級の戦士としてバーフバリと肩を並べるようになる。ムロツヨシ枠。めちゃくちゃ好き。, 自らの生まれを鼻にかけた「バーフバリがいなかった場合の」バラーラデーヴァのif存在ではないだろうか。彼は小心者だが勇者になった。, 完全版での変更点:クンタラ王国編の描写強化が利いていて完全にメインキャラの一人としての立場を確立した。愚鈍を演じるアマレンドラにおはじきとかの用意をするなど世話を焼いたりデーヴァセーナへ近づくアマレンドラに露骨に嫉妬する等、人間味マシマシマシマシ!!, シヴドゥの育ての親。彼の将来を案じて彼女が男根1048度参りを始めたことがシヴドゥが滝の上を目指す転機となる。シヴドゥを拾った直後の「逆らう奴はぶっ殺死!」という発言にはパワーがあり観客にシヴドゥの育て方を心配される。, シヴドゥが滝の下に運んだシヴァリンガは永劫の未来まで母の祈りを叶え続けたことが「王の凱旋」のラストシーンで示唆されて作品が終わる。, 「伝説誕生」に登場。<大帝>(イスカンダール)と呼ばれる名剣をカッタッパに破壊されたことで彼を賞賛する場面のみのカメオ出演に留まっている。無駄にイケメンでポーズも決まっているのでどうやら大スターの予感がするがよく知らない。(後日、スディープという超大スターであることが判明して赤面しました。超スターじゃん!), なお、この映画でも、例外なくインド映画特有のバグ(登場人物の区別がつかない)が発生しているが恐ろしいことに気にならないしそのうち区別がつくようになる。ここで解説した内容は映画館に行けば1発で理解できることなので、これは大きな蛇足であることを付け加えておく。, 「バーフバリ 王の凱旋」 公式サイトhttp://baahubali-movie.com/sp/, いつもたくさんのチヤホヤをありがとうございます。頂いたサポートは取材に使用したり他の記事のサポートに使用させてもらっています。, お望月さん:コンテンツコンデンサー、インクスリンガー、トートロジストです。映画、小説、書籍の感想をしたりニンジャスレイヤーやUOの話もします。, 嘘予告のインドヘッズの件を本当にやるとは思わなかったろう(ワシもじゃ!ワシもじゃみんな!!). カッタッパ2つ追加。 私のカッタッパ好きを係の方もご存知だったのかと驚愕。 10月28日(日)に立川シネマシティで『バーフバリ 伝説誕生 完全版』を観たときにもグッズがあったので、またしても缶バッチを購入。今回は自分で選べました。 ―『バーフバリ』の作品のモチーフについて解説して頂けますか? s・s・ラージャマウリ監督もしばしば言っていますが、インドの神話とか説話には「マハーバーラタ」とか「ラーマーヤナ」といった有名な作品がいくつかあって、それは”戦争もの”なんですよ。 映画『バーフバリ 伝説誕生』の感想です。『バーフバリ』シリーズは全2部作で、主人公のシヴドゥがバーフバリになる物語です。そこで本記事では、第1部の前半、シヴドゥがバーフバリになる前の異常な行動に注目します。一言でいえば、変態すぎますよね? カッタッパは王に捕えられて刑を受けるという芝居でバーフバリをおびき出します。 姿を現したバーフバリに自分を置いて逃げて欲しいと頼みますが、当然彼はどこまでもカッタッパを助けようとします。 バーフバリ 伝説誕生では、主役のプラバーズを崖で誘惑する天女から果敢な女戦士まで、女性としての魅力を最大限に振りまいてい演じた美女がいました。 映画『バーフバリ 王の凱旋』の感想です。前作『バーフバリ 伝説誕生』の続編で完結編です。が、『王の凱旋』を観たあとに『伝説誕生』を見返すと、また違った感動が生まれます。カッタッパの過去を知り、カッタッパに感情移入すれば、絶対に泣けますよね。 . 映画バーフバリが面白くて一気に見たけど、細かい部分が「アレってどうだった?」ってなっていませんか?安心して下さい。どこよりも詳しいあらすじを用意しました。『バーフバリ王の凱旋』のあらすじをみれば『伝説 . バーフバリの元に「カッタッパが反逆罪で処刑される」という知らせが届き、彼はカッタッパを助け出すが、カーラケーヤに襲撃され重傷を負ってしまう。バーフバリはカッタッパを守るためカーラケーヤと戦い撃退するが、背後からカッタッパに刺される。 バーフバリは一目で彼女を好きになり、身分を隠してカッタッパと共に王女に近づいた。 そして彼があるクンタラ王国の危機を退けた時、デーヴァセーナはバーフバリの本当の強さと優しさに気づき、彼の永遠の伴侶となることを決めたのだ。 100 人を倒すのは英雄であり、 1 人を救うの神である 」と語り、バーフバリは王位に推戴される。 最後 、カッタッパは「 バーフバリは 仲間に裏切られて死んだ」と語り、「その裏切り者は自分だ」と 告白をしてエンドとなる。 冒頭の、王家の奴隷であるカッタッパの目を通して語られるバーフバリは慈愛に満ちて力強く、まさに王の中の王といった風情で、私の毛羽立った精神がほぐれていくかのような心地がしました。 バーフバリ 伝説誕生では、主役のプラバーズを崖で誘惑する天女から果敢な女戦士まで、女性としての魅力を最大限に振りまいてい演じた美女がいました。 バーフバリ1の感想はこちら> 『バーフバリ 王の凱旋』原題:Baahubali 2: The Conclusion|141分|2017年|インド|監督・脚本:S・S・ラージャマウリ|原案:V・ビジャエーンドラ・プラサード|主演:サティヤラージ(カッタッパ)、プラバース(バーフバリ)、アヌシュカ・ … 100 人を倒すのは英雄であり、 1 人を救うの神である 」と語り、バーフバリは王位に推戴される。 最後 、カッタッパは「 バーフバリは 仲間に裏切られて死んだ」と語り、「その裏切り者は自分だ」と 告白をしてエンドとなる。 遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、 ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞かされる…。 映画 「バーフバリ 王の凱旋 完全版」 2017年日本公開時は141分だったのですが、 26分長い完全版がやっと2016年6月から日本上陸上映中! インド 167分 <監督> SSラージャマウリ 遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞かされる…。 . カッタッパは、マヒシュマティ王国がデーヴァセーナを輿入れさせようとしているという話を知り、バーフバリに報告します。 バーフバリは、シヴァガミが自分のデーヴァセーナへの気持ちを知って根回しをしたものと勘違いし、義母の気遣いに感謝します。